キャラクター詳細
女帝が水着を着た姿。
なぜか普段より少しだけ成長した姿となり、
またなぜか謎の術を扱えるようになっている。
それはいわゆる「キョンシー」的な存在に対処することに特化した、映画か
何かで見たことがあるような道術であり、彼女はその道術によって
キョンシー化(詳細不明)した酷吏たちを自在に操る。
絶対服従の手下たちを従えた女帝、という意味では普段と何も変わらない。
ただその手下たちがぴょこぴょこ跳んで移動したり
手を前に突き出していたりするだけである。
ですが陛下、確か貴女は死霊的なものが苦手だったハズでは……?
その謎の答えは、きっと、北極の氷の中に。
プロフィール
身長/体重:155cm・41kg
出典:史実、その他
地域:中国
属性:秩序・悪 性別:女性
アサシン時より肉体的には成長しており、
後宮でブイブイ言わせていたころの状態に近い。
概要
夏が来た。
「皆が待っておることでもあろうし、そろそろ妾が
ないすばでーな水着姿になってやろうかの!」
と少し成長した姿での水着霊基を獲得した武則天。
クラスはキャスター。
「忘れていたが、妾はかつて道術をマスターしていたの
であった……まったく、なぜ忘れておったのじゃろう
か。つまり死霊など恐るるに足らず。無敵じゃ!」
と、サーヴァントの身であることをいいことに、皇帝特
権を利用した皇帝武術(死霊などをぶっ飛ばすためにア
レンジしたオリジナル道術。キョンシーものの映画から
多大なるヒントを得た)を編み出した。
そうして使い魔的存在である酷吏たちをキョンシーのよ
うに扱うようになる。
弱点の一つを克服したためノリノリの彼女。
死霊に対抗する術を得た武則天は、これまでの鬱憤を晴
らすように、逆に死霊たちをビシバシとしごく日々を送
るようになったのであった……。
……本当に克服したのか?
……そもそもなぜ水着に、キャスターになれたのか?
その成立には、謎が多い。
◯性格
アサシン時とほとんど変わらないが、大人の姿に寄った
ことにより、より皇帝としての余裕のようなものが感じj
られる。
元々人間への拷問は得意だったが、それに加えて、死霊
をしばくとゾクゾクする性癖を得た。
◯動機・マスターへの態度
死霊なんぞ怖くないというところをマスターにも見せて
やらねばな、というスタンス。
逆に妾が操る死霊たちで怖がらせてやろう! とも。
武則天が元々道術を使えたのなら、矛盾がある。
今までなぜ霊を怖がっていたのか?
実は、過去においては、道術は効果を発しなかった。
効かなかった、のだ。
どれだけまじないを行っても、毒殺したものは霊として
出てきた。猫は恨みがましい目を向けてきた。
「こんなもの効かない」と自分で確信している状態で、
術が使えるわけがない。水着霊基として安定するために
はクラスのキャスター化が必要であったが、その過去が
あるために難しかった。なのでスカサハ=スカディはそ
の「かつての道術を習ったが効かなかった」という彼女の
記憶をルーンで封じることにしたのである。
自らの道術を信じられるようになり、水着霊基となった武則天は、霊への恐怖忘れているように「見える」。
それは、叩きのめせるから怖いはずがない、という状況
なだけであって、この夏が終わり「かつては効かなかっ
た」という記憶を思い出すか、あるいはこの霊基でも祓
えない「正当性のある」死霊と出会い、それに自らの道
術が効かない(正当性があるがゆえに)かもしれない、
という思いを本人が抱いてしまったとき、その一夏の夢
は消え去るだろう。
そう―――結局のところ。彼女の根底には今もなお、
「国を獲るために政敵を暗殺してきたが、その恨み辛み
は自分に向けられて当然である、霊に呪われぬはずがな
い」というような感覚があるのだ。
だがそれは弱さではなく、それでも国を獲ったことに後
悔はない、という彼女の誇り高さに通じるもの。
当然、努力家の彼女は、夏が終わったあともなんとかし
て霊(と猫)の恐怖を乗り越えようと頑張り続けるので
あった……。
