キャラクター詳細
天に星、地には悪漢。
天威星を冠する「水滸伝」屈指の強者。
鉄鎧を纏わせた馬を鎖で繋ぎ、一斉に走らせる
「連環馬」という戦法で、戦場を蹂躙した官軍の将軍。
鉄鞭、と呼ばれる武器を両手に持ち、
双鞭呼延灼、としてその名を轟かせた。
「強いことしか書いてないのに! 書いてないのに!」
プロフィール
身長/体重:163cm・57kg
出典:水滸伝、ギリシャ神話
地域:中国、ギリシャ
属性:混沌・悪 性別:女性
背負った星は天威星。梁山泊では五虎将の地位に就く。
「私、スゴイですよね? ね? ね? ね?」
概要
◯水滸伝において
作中では第五十四回に華々しく登場。
師弟高廉を殺害された高俅の命により、
梁山泊征伐の将に任じられる。
副将として韓滔、彭玘、援軍として轟天雷と称された
凌振と共に梁山泊軍を追い詰めた(この三人も後に梁
山泊に入山する)。
だが、得意とした連環馬戦法を徐寧の鉤鎌鎗と
呼ばれる武器によって打ち破られ、紆余曲折あって
梁山泊入りすることとなる。
武器は鉄鞭だが、一般的に考えられるような
革製の鞭ではなく、どちらかというと棒に近い形状。
斬るのではなく、叩くことで攻撃する。
モデルとなった人物は実在の将である呼延賛。
設定上は彼の子孫、ということになっている。
「スゴイですよね。ほぼ良いことしか書いてません
よ!」
◯エンプーサについて
ギリシャ神話において、ヘカテの子と呼ばれる怪物。
ロバの下半身を持ち、足の一本は青銅ないし真鍮。
美しい乙女に化けて、男の精を吸い取って殺す、
と恐れられていたが、その一方でひど侮辱の言葉を
受けると、悲鳴を上げて退散すると言われている。
なお、カマキリの一部名称にも使われている。
「これ! これのせい! おのれ教授!
おのれ燕青!」
◯言霊合体した呼延灼について
新宿においてモリアーティとバアルが共同で開発した
複合サーヴァントの一騎。
ヘカテの子、あるいはヘカテの分身とも伝えられる
魔獣によって変身能力を、「水滸伝」でトップランクの
攻撃力を持つ呼延灼を組み合わせ、更にはエンプーサの
弱点ともいえる精神面の補強を行う予定だった。
が、呼延灼を素材にしたにもかかわらず、
精神面での弱体化は克服できずじまい。
それでも戦闘能力は目を見張るものがあったが、
モリアーティは没と判断して、ドッペルゲンガーとの
合体を無事に果たした燕青に軍配が上がった。
その没データがどこでどう紛れ込んだのか、
恐らくはチェイテの、あるいはエリちゃんの不思議な
力とかで、なんやかんやあって呼延灼として召喚され
たっぽい?
「なんやかんや!? そこ大事なとこでは!?
あと、っぽいって何ですか!!」
第一再臨はクールな暗殺者として振る舞えるが、
再臨すると即化けの皮が剥がれる。
チェイテ梁山泊騒動において、官軍として出陣。
マスター(の分身)に褒めてもらい承認欲求を満たしつ
つ、梁山泊を攻め落とさんとするが……。
―――晴れ渡る空、輝かしきは梁山泊。
どうしようもない悪党でも、世界を救えるのだと
証明した誇り高い記憶。
